老化とともに
全身の機能低下が起き、
活動力も低下し、
外からのストレスに対して
抵抗力が無くなる。
病気がちになり、摂食量も減り、
体重も減少し、転倒して骨折し、
認知症も進み、やがて
寝たきりになっていく。
英語のfrailty(脆弱性)から取って、
フレイルという概念が
虚弱、衰弱や老衰という言葉の代わりに
使われるようになってきました。
フレイルが進行すると要介護となり、
最終的に死に至ります。
フレイルは薬や栄養摂取や
リハビリなどの介入によって、
進行を遅らせたり、
一時的には改善が期待できるものです。
老化、死を回避することは勿論できませんが、
フレイルに対して積極的に介入することで、
健康長寿やピンピンコロリに
繋がると言えるでしょう。
2015.12.25