認知症にはアルツハイマー型、
脳血管性、レビー小体型などがありますが、
治療薬として、
ドネペジル、ガランタミン、リバスチグミン、メマンチン
の4種類があります。
何れも対症療法的で、
根治療法ではありません。
漢方ではトウキシャクヤクサンがあります。
認知症に伴う
周辺症状(BPSD)に対する治療も必要です。
幻覚、妄想、夜間せん妄、徘徊、暴言、暴力、
睡眠障害、抑うつ、などです。
これらに対しては抗精神病薬が
オフラベル使用(適応症外使用)されますが、
副作用に注意が必要です。
漢方ではヨクカンサンや
ヨクカンサンカチンピハンゲ
などが挙げられます。